すべてが神。

日本には八百万の神がいると言われてます。

フランス人のエミール・ギメという実業家(パリのギメ東洋美術館の創設者)が八百万の神について書いています。
すべてが神。


日本の美術に見せられたフランス人です。

「初めから日本は、自分たちを取り巻いている自然に驚嘆していた。日本人は慈悲深い大地と、魚が沢山いる海を崇拝していた。
神々が彼らを幸福にしてくれるのだと心底から考えた。熱と、光と、肉体の喜びや見る喜びを与えてくれれ、目の前で汁気の多い果実を熟させ、足元には、見事な花を咲かせ、網の中に美味しい魚を投げ入れる超自然の力に、彼らは大いに感謝している事を示した。
そこで日本人は黙相し、手を合わせ、頭を下げて礼拝したのだ。
誰を、何をだって?・・・・すべてをだ!!


「ギメ東京日光散策・レガメ日本素描紀行」

エメール・ギメ 1836年~1918年 世界有数の東洋美術コレクションを誇るパリのギメ東洋美術館の創設者。
1876年(明治9年)に画家フェリックス・レガメと共に来日、三ヶ月ほど滞在した。


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